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南の島に行かなくちゃ

稲荷山を登山する

4月18日 晴れ

桜も終わった頃に、伏見稲荷神社に行きました。


絵馬が鳥居形。とってもかわいい。



「千本鳥居」が見たくて立ち寄ったのですが、1000といわず 1万基ほどあるそうです。

入り口付近の鳥居は観光客で溢れていて、ゆっくり写真は撮れない感じでした。



漫画で見たことのある幻想的な風景です。



鳥居は一番安くて17万から奉納できるそうです。

場所によって値段も変わるそうですが、山の上の方が(ご利益的に)高いのか、ふもとの方が(広告価値的に)高いのか、・・・どうなんでしょう。



鳥居の切れ間に、ちょっと山道に逸れる道があったので寄り道。

上から見る鳥居もなかなか良かったです。



石ころがキノコみたいに生えてた。ジブリっぽい雰囲気。



鳥居だけでなく、至る所に社があります。

面白い名前の神様もいました。眼力大神とか。眼が良くなるのかな。



沢山あるので時々崩れた鳥居もありました。ちょっとコワイ。


掃除に来られてる方が、ヨッコイショと社に足をかけて上って掃除されていたのですが、神聖な場所とは言っても、ちょっと怖い感じじゃなくて、なんかそういうものなんだなと妙な納得感がありました。



山の中腹にさしかかった頃に、突然お茶屋さんが現れたのでお昼に。



少年が宿題してました。小学生は休みの日も大変です。


途中で縁側に移動させてもらえてのんびり。涼しくていい季節。

青紅葉がとても綺麗でした。紅葉の時期は映えるんだろうなぁ。



ひやしあめがきになる・・・。



ご飯を食べて急に足に疲れが来たのですが、

中腹の見晴し台のようなところに出ました。

とても清々しい。こんな高いところまで登ってたのかとびっくりしました。



キリンレモンがかわいかったので飲みました。

また人間観察。ハイヒールで登って来ている女性もいてヒヤヒヤ。



アイスをおひげにつけた男の子。かわいすぎる。

外人さんってなんでこんなに絵になるんでしょうか。


途中で気づいたけど、山って何度も同じ人に遭遇しますね。

あ、さっきの外人さんだと思って見ていたら、腕に「祖父」と彫ってあるのに気づいて目が離せなくなりました。

何を思って彫っちゃったんだろう・・・OMG・・・



そろそろ疲れた足を奮い立たせながら上っていくと、

段々ひと気もまばらになり、写真が撮りやすくなってきました。


こんなに鳥居建てるの大変だったろうねとか、いつ建ててるんだろうとか話していたら、



偶然建てているところに出くわしました。なんと現地で組み立てるんですね。

結構山の上のほうなのに、運ぶの大変だったろうな・・・

穴に木を通して、留め具の三角形の木材をハンマーで叩いて押し込む。


裏側に書いてある奉納者のところはまだ彫ってあるだけだったので、奉納式?のような機会に墨を入れるのでしょうか。



そうこうしていたらやっと頂上に。

なんというか、山のMAPの縮尺がとても雑だったので、地図の真ん中辺りにある「三ツ辻」までが長くて、そのあと突然頂上についた気がしました。

(三ツ辻まで来てその後を思って諦めそうになりました)


桜はほとんど散っていましたが、ところどころ八重桜やらオレンジの花やらで綺麗でした。



時々社でお参り。

一日でめっちゃお参りしたのでさぞかし邪念が祓えたかと思います。



御神木がとても大きかった。

木肌がぽろぽろくずれる。



「薬力の滝 行場」とありました。修行用なのかな



勢い強過ぎて肩凝りによさげです。超冷たかったです。

マイナスイオン感すごかった。



下りは足がプルプルして大変でした。


お茶屋の辺りを過ぎてからが見所だった気がします。途中で諦めなくてよかった!

普段デスクワークなのでけっこうな体力を使いましたが、山頂付近でジョギングされている方や、杖突きながら参拝される老夫婦もいたくらい。


レンタルの着物で参拝されている方も沢山いましたが、ふもとの鳥居をぐるっと見て帰る人が多かったようです。そういう楽しみ方もいいですね。

そういえば、「おもかるいし」というスポットを見そびれました・・・。


ゆっくり歩いて寄り道して休憩して、4時間ほど。

気温もちょうどよく、のんびり出歩くには良いところでした。

秋にまた来たいなぁ。



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